巨人は19日、都内ホテルでスタッフ会議を行った。午前中に白石興二郎オーナー(65)が「V10を目指す飛躍の年に」と訓示を行うなど、チームが目指す方向性を確認。午後から1、2軍のスタッフに分かれ、2月の宮崎春季キャンプの運営など、細部を話し合った。

 キャンプ1軍メンバーは原則野手20人、投手18人の合計38人でスタートする方針を確認。人選の正式発表は23日に先送りとなった。原辰徳監督(53)は「最終的に、ベテランと話す必要がある。少し流動的」と説明。岡崎郁ヘッドコーチ(50)が「今年は(ベテラン中心の)S班がない。小笠原、高橋、阿部。彼らが1軍のフルメニューをこなせるか、確認する必要がある。1軍に入る、入らないで、メンバー構成ががらりと変わるから」と補足した。