巨人小笠原道大内野手(39)が5日、都内の球団事務所で契約更改した。3億6000万円減の7000万円でサインした(金額は推定)。

 今季の小笠原は34試合に出場し打率1割5分2厘、4打点、本塁打は0本だった。会見の内容は以下の通り。-サインは

 小笠原

 はい、しました。80から90、ダウンです。-想定よりも上

 小笠原

 いや、2年やってませんのでね、大方の予想はしてましたけど、契約してもらえるだけ良かったという気持ちで、サインをして、もう来季に頑張ろうという、心一新にして。-球団からの話は

 小笠原

 来季も戦力として考えていると言っていただいたので、その気持ちに応える、しっかりと体を作ってキャンプを迎えて、また来年も、チームに、期待に貢献できるような働きをしたいなと。そういう風に思っています。-今季を振り返り

 小笠原

 今言ったように、思い通りにいかないシーズンだったのでね、試合に出られないというつらさ、悔しさ、そういうのはずっと感じながら1年を過ごしてました。ただ、東京ドームの打席に立った時の、ファンの方々のたくさんの声援というのを浴びると、こういう人たちの期待に応える、気持ちに応えたいという思いが非常に強かった。何とか来年はそういう気持ちに応えるような働きをしたいなと思っています。-オフの調整法に変化は

 小笠原

 いろいろ、まったくやってなかったわけでもないですし、ただこうした形というものについてはまだ出てきてませんけども、これはおいおい、時間があることなのでしっかり考えて、来季に向けた、これは期限は決めないでやっていけたらなと思う。真っさらな状態というか、ゼロからのスタートというか、もう1度スタートを切る感じではやっていきたいと思っています。-来季への意気込み

 小笠原

 最初に言ったように、ファンの声援が響いたというかね、その気持ちに応えたいというね。まずそれを1番最初に、その中でチームの勝利に少しでも1つでも多く貢献できるように、そういうプレーをしていきたいなと思っています。-1番悔しかった部分、期間はいつ

 小笠原

 どこというよりも試合に出られなかったのがいちばん辛い思いをした。どんな状況でも打席に立てばたくさん声援をくれる、その期待に応えられなかったのが1番つらい。-2年間不振の原因は

 小笠原

 どれとも言えないと思います。今までにやって来た中での変化もあっただろうし、少なからず環境の変化もあるだろうと思いますけど、一概にどれがというとか、そういうことではないと思いますから、1つボタンを掛け違えてしまい、バランスを崩す、ただ、全部をフラットな状態にして来季は1つ1つまた今までやってきたように、積み上げていって、1つの形をつくっていきたいなという風に感じてはいます。-単年契約に懸ける思い

 小笠原

 来季に向けてチームの勝利に貢献することだけ、ファンの声援に応える、その一心でやっていくつもりはいまです。まずはしっかりと体を鍛えて、それに向けてトレーニングを続けると。それしか考えておりません。-退路を断ってのシーズンという考えも

 小笠原

 そういうことよりも、まずはファンの気持ちに応える、そこが第1だと思っています。-現在の調整は

 小笠原

 まったくしていないわけでもないですし、追い込んでいるわけでもない。1回フラットにするために、体の部分でも気持ちの部分でもリフレッシュをして、次の1歩を進むと言うことが大事。そういうことでは体のバランスとか、緩めるじゃないけどゼロにして進みたいと思っています。しっかりとスタートするのは1月入ってからになると思います。