中日朝倉健太投手(32)が7日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、野球協約の減額制限を超える60%減となる2700万円ダウンの1800万円でサインした。

 今季は3試合に登板して0勝1敗、防御率9・72。88%減の提示に納得いかず退団した井端を除き、ここまでの契約選手では最大の減額率になったが「もちろんダウンです。(減額超えも)いきました。でも納得ですし、契約していただいたのでよかったと思います」と謙虚に答えた。

 低迷が続いている99年ドラフト1位は「結果を残せないシーズンが続いていて、悔しいというか、寂しいというか、自分で自分がイヤになったこともありました。でも来年はずっと1軍で投げられるようにしたい」と復肩を誓った。(金額は推定)