<オープン戦:巨人15-2横浜>◇20日◇東京ドーム
横浜三浦大輔投手(36)は、まさかの大炎上に「打たれすぎも打たれすぎ」と吐き捨てるしかなかった。毎回の8被本塁打は公式戦なら1949年の川崎(巨人)以来となる日本タイ記録で、14失点は三浦が「記憶にない…。東西対抗で1イニングに11点取られたことはあるけど」と振り返る結果だった。
開幕戦に向けた最後の調整登板だった。右肩の張りなどで調整が遅れ、直球のキレを取り戻すことに腐心してきた。しかし、この日は8本のうち6本が直球を打たれるなど、課題を克服できないまま。受けた橋本も「自分のイメージとどうなのか、試そうとしたが後手後手となった。心配は心配」と不安を口にした。
それでも尾花監督は「エースとして信頼してますよ。いつもこの時期はこんな感じだとスコアラーから聞いている」と涼しい顔。三浦の次の登板予定日を変えることはないのかという質問にも「はい」と答え、開幕戦は三浦と心中する覚悟を見せた。
開幕戦は26日、京セラドームでの阪神戦。中5日の調整で、どこまで取り戻せるのか。「帰ってビデオでチェックしたい。不安?
ないことはないでしょ。ただオープン戦だったのが救い。ただ打たれただけでなくて、生かさないといけない」と立ち直りを誓ったエース。一抹の不安を抱えたまま、開幕を迎えることになる。【竹内智信】
[2010年3月21日9時10分
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