ポール・マッカートニー(71)の新アルバム「NEW」(10月14日発売)日本盤の収録曲数が、世界で最も多くなることが25日、分かった。日本以外で発売される通常盤の曲数は12曲。日本盤はボーナストラック3曲が追加され、計15曲を収録予定。ボーナストラック3曲は全て書き下ろしの新作となる。

 11月18日の東京ドーム3日間公演(日刊スポーツ新聞社ほか主催)など、11年ぶりの日本公演「ポール・マッカートニー

 アウト・ゼアー

 ジャパン・ツアー」を行う。日本のレコード会社スタッフが「新作で、何か日本のファンに向けてスペシャルなプレゼントはないか」とポール側に交渉。アルバム発売後、最初に訪れるのが日本で、久々の来日公演でもあることなどから、ポール側も快諾。特別に通常盤収録曲数を15曲とした。

 ボーナストラックはバラエティーに富む。「ターンド・アウト」はアップテンポなアメリカンロック、「ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア」はアコースティックロック、「ストラグル」はスローテンポの重厚なロックだという。日本のファンへの特別なプレゼントだけに、来日公演で特別に披露される可能性が高い。