日本代表FW武藤嘉紀(23=マインツ)が20日、羽田空港発の航空機でドイツへ出発した。

 右膝外側側副靱帯(じんたい)を損傷し、今季後半戦は離脱が続いていた。足の状態は「90(%)くらいまできている」と、ブンデスリーガ2年目に向けてチームに合流する。始動は29日だが、事前に早期合流を要望され1週間以上早い旅立ち。オフ中はリハビリに励みながらリフレッシュもした。

 「去年は力んだところもあったし、緊張も多少あった。ブンデスを理解して、今は素直に結果を残したい。ここでいかにゴールするか、真価が問われる。さらに成長したい」と、サッカーに飢えているようだった。