<陸上:全日本大学駅伝>◇6日◇愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮(8区間106・8キロ)

 出雲を制した東洋大は、5時間16分19秒で2位だった。アンカー柏原竜二主将(4年)が区間賞の力走で猛追したが、駒大に33秒及ばなかった。タスキを受け取った時点で駒大とは1分40秒差。奇跡を信じ、前半からハイペースで突っ込んだ。19・7キロの最長区間を57分48秒の力走だった。レース後はタオルで顔を覆い、涙をこぼした。区間賞に輝いたが、「チームが負ければうれしくない」と悔しがった。