米シカゴマラソンが10月7日に開催される。男子は、福岡国際マラソン優勝経験のあるツガエ・ケベデ(25=エチオピア)ら、2時間5分台の記録を持つ選手が5人出場する。2時間3分38秒の世界記録を狙う高速ペースでレースは進みそうだ。

 日本勢は、2時間9分16秒を持つ堀口貴史(33=Honda)らが出場する。9月のベルリンから始まったマラソンのファイブメジャーズ(ベルリン、シカゴ、11月のニューヨークシティ、来年4月のロンドンとボストン)は、来年のモスクワ世界陸上選考の“指定レース”とされる。陸連が定めた派遣設定記録の2時間7分59秒以内で走れば代表有力候補となる。

 女子では、昨年のこの大会に2時間18分20秒の世界歴代2位で優勝したリリア・ショブホワ(34=ロシア)が注目を集めている。日本の高校、実業団で活躍したルーシー・ワゴイ・カブー(28=ケニア)が対抗馬だ。