全日本大学駅伝(4日午前8時10分号砲、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ、日刊スポーツ新聞社後援)の前日会見が3日、名古屋市内で行われた。

 昨年優勝の駒大の大八木弘明監督は「出雲駅伝(5位)でいい流れをつくれなかったので、修正して、調子は戻ってきている。連覇に向けてしっかり頑張っていきたい」と意気込んだ。

 初優勝に挑む東洋大の酒井俊幸監督は「ポイントは、2区のエース設楽啓太。エースはエースらしく走ることで、主導権を握れる。ぜひ優勝して、箱根駅伝につなげたい」と力を込めた。2年ぶりの優勝を狙う早大の渡辺康幸監督は1区に無名の1年生、柳利幸(早大本庄)を起用し「すべては1区かなと思っている。(トップと)30秒差以内でつなげば、優勝争いにからめる」と展望を語った。