<国際千葉駅伝>◇23日◇千葉県総合SC陸上競技場発着(6区間=42・195キロ)

 ケニアのジョセフ・エブヤが区間賞を獲得した注目の1区で、学生界のエース対決が実現した。

 今夏の世界選手権長距離代表で、この日は日本代表として臨んだ大迫傑(22=早大4年)と、10月の出雲選抜と今月の全日本でいずれも区間新をたたき出した村山謙太(20=駒大3年)は日本学生選抜の一員として出場。2キロ付近から大迫が遅れだし、村山が区間2位の13分40秒、大迫は13分48秒で区間4位と勝敗を決した。

 1週間前の記録会で5000メートルの自己ベストを出した大迫は、疲労が抜けきれなかった様子。「3キロぐらいから動かなかったし、気持ちも…」と話した。一方の村山は「(トップの)ケニアとの差を5秒ぐらいに抑えられれば良かった」と、9秒遅れの2位でも満足できない様子だった。