日本陸連は17日、東京都内で理事会を開き、トラック、フィールド種目の2016年リオデジャネイロ五輪代表は、15年世界選手権(北京)で8位以内に入賞した日本人最上位を最優先で選ぶ方針を決めた。

 マラソンでも既に同様の方針を示しており、原田康弘強化委員長は「道筋を早めに明確にすることで選手が準備できる」と説明した。

 世界ランキング12位を目安に今後定める派遣設定記録を破り、16年日本選手権で8位以内に入った選手も有力となる。

 15年世界選手権、来年のアジア大会(仁川=韓国)の代表選考でも派遣設定記録に到達した日本選手権8位以内の選手を優先的に選ぶことになった。アジア大会で優勝した選手は世界選手権の代表候補になる。