<福岡国際マラソン兼15年世界選手権代表選考会>◇7日◇平和台陸上競技場発着(42・195キロ)

 マラソン9回目の藤原正和(33=ホンダ)が、2時間9分6秒で日本人トップの4位に入り、世界選手権代表候補に名乗りを上げた。

 11年前に出した初マラソン日本男子最高(2時間8分12秒)の自己ベスト更新を目指して臨んだ。約20人で形成する先頭集団で余裕をもって走ったが、30キロ過ぎでマカウ、バトオチルらがペースアップ。それには付かず、後方待機からの追い上げとなり、目標タイムには届かず。「そこが誤算だった」と勝負の分かれ目に悔いを残したが「最低限のレースは出来たかなと思う」と及第点で自己評価した。