<全国高校駅伝・男子>◇21日◇京都・西京極陸上競技場発着◇7区間(42・195キロ)

 記念大会で58校が出場した男子は、世羅(広島)が歴代4位の2時間2分39秒で3年ぶりに優勝。西脇工(兵庫)と並んで最多の8度目Vとなった。

 世羅が、力の差を見せつけて8度目の優勝を果たした。6位でたすきを受けた3区のケニア人留学生カマイシが1位に浮上。4区以降も独走状態を守った。昨季は4校によるアンカーのトラック勝負に敗れて4位に終わったが、今年は2位に2分近くの大差をつけた。岩本監督は、メンバー7人中5人が残る来年について「次はタイムを狙いたい。あわよくば神の領域を、という気持ちで」と話し、初の1時間台に照準を合わせた。