世界5位の錦織圭(27=日清食品)が、ツアー通算12度目の優勝を逃した。16日開幕の全豪(メルボルン)で、悲願の4大大会初優勝に挑む。

 全豪の錦織は欠場者が出ない限り、第5シードとなる。順当に勝ち進めば、準々決勝で上位4シードの選手と対戦する。できれば、第1シードのマリー(英国)、第2シードのジョコビッチ(セルビア)の2人とは対戦しないドローが望まれる。

 第3シードのラオニッチ(カナダ)か第4シードのバブリンカ(スイス)の枠ならば、4強への壁は、少し低くなるだろう。不気味なのは昨年のウィンブルドン以降、ケガで欠場し、世界ランクを16位にまで落としているフェデラー(スイス)だ。彼が下位シードになると、そこの枠に入る上位シードとぶつかるだけに、勝ち上がるのはより厳しくなる。

 世界ランクで4位のバブリンカ、3位のラオニッチと点差をつめて全豪に臨む。昨年の全豪獲得点が大会後に失効するため、実質的には3位バブリンカ、4位錦織、5位ラオニッチでのスタート。2人の成績にもよるが、錦織が全豪後に世界3位に浮上することも十分に可能だ。