世界116位の奈良くるみ(25=安藤証券)が金星で4年ぶり2度目の3回戦に進んだ。09年全仏覇者で同8位のクズネツォワ(ロシア)に6-3、3-6、6-3のフルセットで勝ち、「めちゃめちゃうれしい。テニス人生最高の勝利」と両手を突き上げた。

 1回戦では、大坂なおみが同6位のケルバー(ドイツ)に勝っており、日本女子が4大大会でトップ10を2人下すのは、96年ウィンブルドンで、杉山愛が5位に、伊達公子が3位に勝って以来21年ぶり2度目。また、100位台の日本女子がトップ10を破ったのは史上3度目となった。

 奈良は、持ち味の粘りとカウンターで、クズネツォワのミスを誘い第1セットを先取。第2セットは落としたが、最終セット、3-2リードの第6ゲームで相手のサービスゲームを破り、そのまま押し切った。

 3回戦では、同37位のサファロバ(チェコ)と対戦する。対戦成績は奈良から0勝1敗。