<競泳:日本選手権>◇6日目◇7日◇東京辰巳国際水泳場

 男女4種目の決勝が行われ、3種目でロンドン五輪代表が決まった。

 男子200メートル背泳ぎは、入江陵介(22=イトマン東進)が1分54秒03で快勝。2位の渡辺一樹(セントラルスポーツ)も1分56秒83で、五輪派遣標準記録(1分57秒91)を切ったため、2人がこの種目のロンドン五輪代表に決まった。

 男子200メートル個人メドレーは、栃木・作新学院高3年の萩野公介(17=御幸ケ原)が1分58秒01の高校新記録で優勝。2位には高桑健(自衛隊)が1分58秒20で入った。ともに五輪派遣標準記録(1分59秒65)を突破し、ロンドン五輪代表を決めた。埼玉栄高2年の瀬戸大也(JSS毛呂山)は五輪派遣標準記録を切ったものの、3位で逃した。

 女子200メートル平泳ぎは、鈴木聡美(21=山梨学院大)が2分22秒99で制覇。15歳の渡部香生子(JSS立石)も2分23秒56で2位に入った。ともに五輪派遣標準記録(2分25秒38)を切り、ロンドン五輪代表に決定。

 女子800メートル自由形は、藤野舞子(FBインター)が8分31秒30で優勝したが、五輪派遣標準記録には5秒09届かなかった。