資金難で存続が危ぶまれていたアイススケートリンクなどの複合施設「大阪府立臨海スポーツセンター」(同府高石市)への支援を求め、募金活動をしていたフィギュアスケートの高橋大輔らが14日、府庁を訪問し、耐震工事費1億5000万円の寄付目録を松井一郎知事に手渡した。
高橋は「奇跡というか、信じられない気持ちでいっぱいだった。子どもたちのためにも残してほしい」とあらためて要望。松井知事は「官民一緒になって、施設を維持していく前例はない。安全で楽しめる施設にしてきたい」と応じた。
松井知事は昨年5月、高橋や「支援の会」に「工事費約3億円の半額を集めれば、残りを府が負担する」との条件を提示した。寄付を受け、府は2015年度内に耐震化工事を終える方針。
センターは橋下徹大阪市長が知事時代に進めた財政改革で売却が検討され、府が支援しない条件で存続が決定。耐震工事費が捻出できず、存続の危機に陥っていた。
4大陸選手権で振るわなかった高橋に、松井知事が「勝ち、勝ち、ちょっと負けぐらいが良い」と励ます一幕も。知事との懇談後、高橋は「次の世界選手権はソチ五輪の出場枠が懸かっている。100%の演技が見せられるよう頑張りたい」と話した。


