日本記録27分5秒92を持つ鈴木芽吹(24=トヨタ自動車)が27分20秒11で優勝し、9月の愛知・名古屋アジア大会代表入りを確実とした。

派遣標準記録27分31秒27を突破した上で優勝するという条件をクリアし「勝つことが一番だったので、それだけ」とうなずいた。

鈴木は序盤は後方からのスタートとなったが、4000メートルすぎでペースメーカーの背後まで浮上し、終盤は独走で皇族を引き離してアジア切符を獲得。日本選手権(6月12~14日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム)には5000メートルにも出場予定だったが、今大会で1万メートル代表入りとなったため、エントリーしない意向。アジア大会での“ライバル”とにらむインド人選手へ「負けっぱなしなので、なんとか勝たなきゃいけない」と気を引き締めた。

一方で、今後は5000メートルでも記録を目指す意気で「7月に1回記録を狙いたい」と宣言。2023-24年シーズンに駒大主将として大学3台駅伝2勝に導き、24年4月に同社へ加入。昨年9月の世界選手権東京大会に出場し、その後、11月に日本新記録の走りを演じるなど、著しい成長を見せる24歳は、まだまだ飛躍する。