今月、約60年の歴史に幕を下ろした松山市のスケートリンク、イヨテツスポーツセンターで10日、特別イベントが開かれ、このリンクで育ったフィギュアスケートの島田高志郎らが多くの市民とともに別れを惜しんだ。
四国では貴重なリンクとして親しまれてきたが、設備の老朽化などで今月6日に営業を終えた。島田にとっては小学校に入る前に初めてスケートを滑った場所。「ここで人生が変わった」と語り、アイスダンスでカップルを組む櫛田育良と演技を披露した。アイスホッケー女子の元日本代表、大沢ちほさんと鈴木世奈さんも登場し、競技の体験会を開いた。
近隣にスケート場はなく、ここを拠点とする選手にとっては練習場所を失う深刻な事態。県内に新たな施設を求める署名活動も行われ、呼びかけに加わった島田選手は「未来のスケーターのためにも愛媛にスケートリンクを設立するのは、大きな目標の一つ。まずは自分が全力で頑張りたい」と話した。


