今季限りでの現役引退を表明した、ノルディックスキー・ジャンプ女子の伊藤有希(32=土屋ホーム)が11日、インスタグラムを更新。「2026-2027シーズンをもちまして現役競技生活を引退することをご報告させていただきます」と改めて報告した。

伊藤は「4歳で初めて下川町のジャンプ台を飛んでから今まで毎シーズン、前のシーズンの自分を越え、更に遠くへ飛ぶことが出来たと思います。その挑戦の中で、昨シーズンは10勝目をあげるという目標も、Planicaのフライングヒルを飛ぶという夢も叶える事が出来ました」と投稿。

「もし、もしも今シーズン、各地大会での私の最後のジャンプを観に来てくださる方がいらっしゃったら、まだジャンプを観た事がない方をお一人でもお誘いいただけたら最高に嬉しいです。一人でも多くの方に、スキージャンプの魅力を、生の空気を体感していただき、またジャンプを観たい!!と思っていただけたらこの上なく幸せです」とファンへ呼びかけ「これも私がシーズン最初に引退を発表した理由のひとつでもあります」と、このタイミングでの発表にいたった考えも告白。

最後は「今シーズンも、昨シーズンの自分を越え、世界選手権でのメダル、フライングヒルでのワールドレコードを、そして最後の1本まで世界一を目指して挑戦し続けます!!」と意気込みを記して締めくくった。

伊藤はW杯に女子の初年度から参戦し、五輪には4大会連続で出場。日本女子ジャンプをけん引してきた32歳の決断に、ファンやフォロワーからは「今シーズンは必ず足を運びます 大活躍を信じています!」「最後の最後まで精一杯応援いたします!」「最後まで笑顔でジャンプ!期待してます」「寂しくなるけど、最後まで有希ちゃんらしく楽しんでね」などのコメントが寄せられた。

 

◆伊藤有希(いとう・ゆうき)1994年(平6)5月10日、北海道下川町生まれ。4歳からジャンプを始め、下川商高から13年4月に土屋ホーム入り。W杯デビューは12年2月ヒンツェンバッハ大会。個人通算267戦に出場し優勝10度、表彰台29度。世界選手権は9大会連続で出場し、13年混合団体金メダル。家族は両親と弟。