陸上女子走り幅跳びの池田久美子(27=スズキ)が「リラックス助走」で好感触を得た。12日に奈良・橿原市で行われた記録会に今季国内初戦として出場。最高6メートル18と自ら持つ日本記録(6メートル86)には及ばなかったが、助走速度を半分程度に抑えたためで、課題の踏み切りに関して「感覚がよくなった」と笑みもこぼれた。3月の世界室内選手権(スペイン)は6メートル17で予選落ち。助走で力が入り前傾姿勢で踏み切っていたことが原因だった。「スピードを上げても、この踏み切りができるようにしたい」と北京に続く今後を見据えた。