<全国高校野球選手権:近江7-3智弁和歌山>◇7日◇1回戦

 近江(滋賀)・北村が2本塁打。個人1試合2本塁打以上は昨年の中村奨成(広陵)が準決勝の天理戦で放って以来で65度目(62人目)。滋賀県勢では春夏を通じて初めてとなった。5回には山田も1発。滋賀県の学校では10年北大津が常葉学園橘戦で1試合2本塁打を打っているが、チーム1試合3本も春夏を通じ初めてだ。

 滋賀県勢の夏の本塁打は大会前まで通算19本。全国47都道府県の本塁打数では、下から数えて7番目と少ない県だった。個人1試合2本塁打以上をマークした選手を都道府県別に見ると、最多は1人で3度記録した清原和博(PL学園)ら計7人の大阪府。これまで29都府県の選手が記録していた。【織田健途】