第66回全日本大学野球選手権は今日10日、東京・神宮で準決勝が行われる。初の4強入りを果たした東海大北海道(札幌学生)は、北海道勢初の決勝進出をかけて立大(東京6大学)と対戦する。9日は神宮の室内練習場で約1時間の練習を行った。全3試合で救援登板している徳橋颯野(2年=武修館)は、軽めのキャッチボールやチューブトレーニングなどで調整した。

 3試合計11回2/3を無失点に抑え、救援で快進撃に貢献した。「リリーフのほうが準備できる。リズムを壊さないように投げている」と今の役割に満足している。立大はリーグ戦35季ぶりの優勝で、51年ぶりの全日本出場を果たした。春季リーグ戦で2本塁打16打点の主砲、笠松悠哉三塁手(4年=大阪桐蔭)を中心とした強力打線を誇る。徳橋は「相手は東京6大学なのでやはり緊張はある。とにかく落ち着くこと。意識せずに投げて、全力で打ち取っていく」と意気込んだ。