北東北大学野球秋季リーグで大記録が生まれた。

 27日、八戸東運動公園野球場で行われた富士大(岩手)-八戸工大(青森)戦で、富士大の最速149キロ左腕鈴木翔天(そら)投手(3年=向上)が、9回で118球を投げ15奪三振(内野ゴロ7、内野フライ1、外野フライ4)でリーグ史上初の完全試合を達成した。仙台6大学、南東北にも過去に9回完全試合の達成がなく、東北3リーグでも初の偉業。鈴木は「まさか自分ができるとは。最後は意識してギアを上げた」と興奮し振り返った。