巨人先発の戸田懐生投手(21)の“1軍初先発”は、3回2失点で降板となった。初回、2回とソフトバンク打線を3者凡退。2回には4番リチャード、5番真砂を連続三振に仕留めるなど上々の滑り出しを見せた。だが3回、先頭中谷に中堅への二塁打を許すと、2死一、三塁からアルバレスに右前適時打。続く中村にも中前適時打を浴びた。3回74球、3安打2失点で、4回からは畠にマウンドを譲った。

戸田はスライダーの精度を、課題の1つに挙げた。「5回までいきたかったですね。(2回までは)リズムよくいけたんですけど、そこからランナーが出て、追い込んでから決め球が足りないところがある、課題がはっきりしたと思います。やっぱり2軍、ファームとはまた違う緊張感でした。エキシビションマッチですけど、1軍で投げることができたというのは自分にとってプラスになると思いますし、今日の課題をまたファームでつぶしていきたいです」と振り返った。