中日大野奨太捕手(34)が20日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、減額制限(1億円以下は25%)を超える7200万円ダウンの年俸2800万円で更改した。今季は2年ぶりに1軍出場したが、8試合でうち先発は4試合で打率は1割4分3厘。17年オフに日本ハムから国内FA権を行使して加入し、4年の契約期間を終えた。

球団とはシーズン終了後から交渉を続け、大幅減俸を受け入れた。「契約していただいて感謝している。大野雄とか柳とかと他の捕手と違う信頼を勝ち取らないといけない。来季はそういった部分を積み上げていきたい」と、14年目の来季は1年契約での出直しを誓った。

日本ハム時代に一緒だったエンゼルス大谷がア・リーグMVPに選出。元同僚として「すごいというか、普通に話しかけることができなくなった。すごい賞をとってしまった。野球を心の底から楽しんでいる。変わらないんだな」と素直に喜んだ。(金額は推定)

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