阪神ジェレミー・ビーズリー投手(28)が1球に泣いた。1-1同点の6回1死。3番川越への初球だった。「インコースにズバッといきたかった」と振り返る143キロの速球が、ややシュートして真ん中寄りへ。痛恨の1球は見逃されず、一振りで右翼席へ運ばれ、決勝のソロ本塁打となった。
「10球中、9球で自分の思ったところに投げられていたら良い。その1球、ミスしたところが今日は当たってしまったよ」
野手8人中、4人が左打者の相手打線。5回2死二塁では代打大島に同点右二塁打を浴びるなど、被安打4本全てが左打者だった。今季は対右打者の被打率1割6厘に対し、左打者は2割4分8厘。この日も「右対左」の得手不得手がはっきり出てしまった。
岡田監督も「(初球に注意することは)ずっと言ってきてることや。今日はコントロールもバラバラやったやろ。外ばっかり打たれてな」とばっさりだった。自身の連勝も3で止まり、6月15日ソフトバンク戦以来2カ月ぶりの2敗目を喫した。7回100球で2失点と先発の役割は果たしただけに、悔しい黒星になった。【波部俊之介】
▽阪神梅野(ビーズリーについて)「今日は制球に苦しんで、カウントを悪くしながらの投球だった。悪いなりに、変化球の緩急を交えながらやっていこうとしたけど…」



