学校創立100周年の近大が7回コールド勝ち。12安打8得点に無失点と快勝で初戦を突破した。

0-0の2回。2死三塁から岸本紘一捕手(3年=金光大阪)の中前打で先制すると、プロ注目の野手トリオが得点に貢献。2番勝田成内野手(4年=関大北陽)が2打席連続となる安打でつなぐと、満塁から3番野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)が押し出し四球を選ぶ。4番阪上翔也外野手(4年=神戸国際大付)も中堅超えに走者一掃の二塁打を放ち、リードを5点に広げる。

4回にも再び躍動。勝田が好機を広げて1死一、二塁から野間が初球を捉えて左翼フェンス上部直撃の適時二塁打。さらに二、三塁から阪上の二ゴロで三走の勝田が快足を生かして本塁へ生還した(記録は野選)。

勝田は3打数3安打2得点とチャンスメーク。野間は2安打2打点、阪上は1安打4打点とそろって全国の舞台で力を発揮した。同じくプロ注目左腕で先発の野口練投手(4年=星稜)は6回1安打無失点と好投。投打ががっちりとかみ合った。

主将も務める勝田は全方向に打ち分けての3安打。「初戦は緊張すると思ったので、まずは楽しもうと思いました。甘い球を見逃さずに積極的に振っていった結果いい方向に傾きました。プロに行きたいのでアピールしていい結果につながれば」とネット裏からチェックした12球団のスカウト陣に持ち味を発揮した。

近大は88、89年、97、98年と2度の連覇を誇る伝統校。記念すべき学校創立100周年の年に大勝で初戦を突破した。

光元一洋監督(50)は「このチームで結成した時から花を添えようなと話していた。いいスタートが切れた」と笑顔。勝田も「100周年ということでふがいない成績だとだめだと思っている。優勝してふさわしい結果で終わりたいと思っています」と頂点を見据えた。

全日本大学野球選手権2025スコア速報はこちら>>