<プロボクシング:東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール◇2150人

 王者清田祐三(25)が挑戦者の李在明(26)を2回2分49秒、TKOで破り、2度目の防衛に成功した。初回に李の左フックでぐらつく場面もあったが、「これで硬さが取れた」と2回に反撃。右ストレートでコーナーに追いつめ強烈な左右の連打をヒットさせると、レフェリーが試合をストップ。

 試合後の控室には、同郷の鈴木宗男衆院議員(61)も駆けつけ、握手をして喜びを分かち合った。清田は「昨年11月に地元の釧路市庁舎を訪問した際にたまたまお会いして、応援に来てくれると言われた。励みになりました」と話した。