お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久(34)が、1月21日に都内で行われた第17回全日本マスターズレスリング選手権フレッシュマンズの部58キロ級で、17年に続く連覇を達成した。TBS系で23日放送の「炎の体育会TVSP」(午後7時)が太田に密着し、快挙の舞台裏を明らかにする。

 太田は柔道2段で、高校時代には男子60キロ級で地元の愛知県で優勝。16年8月からレスリングのトレーニングを始め、17年1月に開催された同大会では大流血しながらも優勝し、約4カ月で国際大会の出場権を獲得した。1984年(昭59)ロサンゼルスオリンピック男子レスリング・グレコローマンスタイル52キロ級金メダリストの宮原厚次氏は「最初の練習からセンスを感じた。高校生でレスリングに転向していたら五輪に出られたかもしれない」と絶賛した。

 当時は妻のモデル近藤千尋(28)が妊娠7カ月だったが、17年5月に第1子の長女が誕生した。父親になった太田は、大会前に「いずれ子どもに、日本一のパパと自慢したいので絶対に今年も優勝します!」と宣言していた。前回大会から太田に密着してきた番組では、準備段階の練習から大会出場、そして有言実行した快挙達成までの軌跡を完全放送する。