女優杏(33)が4年ぶりに主演する日本テレビ系連続ドラマ「偽装不倫」(水曜午後10時)の28日放送の第8話の平均視聴率が、10・9%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話の平均視聴率は10・1%、第2話は11・2%、第3話は9・0%、第4話は9・8%、第5話は9・4%、第6話は9・3%、第7話は11・3%で、前話から2ケタを維持した。

杏演じる32歳の独身女性、濱鐘子が、婚活に別れを告げる旅行の機内で年下のイケメン伴野丈(宮沢氷魚)と出会い、思わず既婚と偽ったことから“偽装不倫”の恋に落ちるストーリー。鐘子の姉吉沢葉子を仲間由紀恵、その夫賢治を谷原章介、葉子と不倫関係になる年下の八神風太を瀬戸利樹が演じる。

第8話では、丈に「実は独身」という連絡をした鐘子だったが、その連絡を読んでいたのは、丈の姉の灯里(MEGUMI)だった。そうとは知らず、連絡がこない鐘子は落ち込む。鐘子はたまたま会った風太に愚痴るが、葉子が結婚していることを漏らしてしまう。ただ風太は「愛し合っている」と前を向く。

鐘子は連絡を受けた灯里のもとへ。灯里がメールを読んだことを知った鐘子は、自分が独身であることを告げる。鐘子の帰った後、灯里は丈に、スペインに帰って脳腫瘍の手術を受けるよう勧めるが、丈は「怖い」と拒否。灯里は、鐘子が独身であることを丈に告げる。

風太に呼び出され、葉子は会いに行くが、その場面を賢治に目撃されてしまう。帰宅後、賢治は葉子に怒りを爆発させる。

葉子は鐘子に「うそをついても、誰も幸せになれない」とポツリ。そのころ丈はスペインで手術を受けることを決断するが、鐘子を悲しませないように、そのことは告げず、旅立つ決意をする。

葉子は風太に「うそをつくの、疲れちゃったよ」と、連絡をしないように告げる。一方、丈と会った鐘子は、独身であることを告げるが、丈は「不倫だったから良かった。終わりにしよう、さようなら」と、鐘子に別れを告げる、という内容だった。