KinKi Kids堂本光一(42)が3日、東京・帝国劇場で、今日4日に初日を迎える主演ミュージカル「Endless SHOCK -Eternal-」(3月31日まで)のゲネプロを行った。

同作は昨年2月、コロナのために公演期間途中で上演中止となった「Endless SHOCK」本編のスピンオフ。昨年9月から大阪で上演したが、「SHOCK」シリーズホームの帝国劇場では初お披露目となる。客席に飛沫(ひまつ)が届くような演出は変更するなど、感染予防を徹底。午後8時までに終演するよう、例年午後6時からだった夜公演の開演時間を5時30分に繰り上げた。

堂本は昨年12月から同所で上演のミュージカル「ドリームボーイズ」の演出も手掛けており、「SHOCK」も含めて帝国劇場で4カ月連続での演出作品上演となる。多数の作品を手掛けてきたジャニー喜多川氏(享年87)へのリスペクトを込めて、「ジャニーさんは数々の舞台を演出してギネスにもなっていますが、コロナ禍で感染予防も踏まえた上での演出という部分では、ジャニーさんを超えていると思います。だって、ジャニーさんは(コロナ禍での作品が)0だから」とジョークを飛ばし、笑いを誘っていた。

昨年中止した公演分のリベンジの意味合いもある。気合の表れか、ゲネプロでは堂本のズボンが裂けるハプニングもあったという。「去年と同じメンバーで幕を開けられるのはうれしい。もしかしたら、もう本編ができないんじゃないかという覚悟もある。今までになく、1つになるべきなんじゃないかなと思います」と力を込めた。【横山慧】