タレントのラサール石井(65)が、膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった演出家で俳優の本田誠人さんを追悼した。

ラサールは4日、ツイッターを更新し、「劇団『ペテカン』作演出の本田誠人くんが永眠した」と報告。「膵臓ガンで4年の闘病。先日余命宣告を受けても『一日一笑』というブログを立ち上げ明るく発信した。勝手に余命は一年以上あると思っていたが、実は一ヶ月だった。だが、ブログ開始5日後の誕生日にあっけなく逝ってしまった。その明るさに何度も励まされた。3人の幼い子供を残し、さぞや無念であったろう」と悔やんだ。

「残念すぎるが湿っぽいのは彼には似合わない。それほど明るく前向きな奴だった」としのび、「その血を継いだ子供たちはきっと明るく生きていくだろう。エンターテインメントの灯が消えぬよう天国から見守っていて欲しい。合掌」と悼んだ。

本田さんの所属事務所クリオネは4日、公式サイトで「かねてより闘病中でありました弊社所属アーティスト本田誠人が、令和3年1月30日、享年47歳で永眠されましたこと、ご冥福をお祈りいたしますとともに、謹んでお知らせいたします。尚、葬儀は故人の遺志を尊重いたしまして近親者のみにて執り行われました」と報告した。

本田さんは先月25日、自身のブログや事務所のツイッターなどで、4年前から膵臓がんの治療をつづけてきたが今年1月19日に余命宣告を受けたことを公表していた。