アニメ映画「君の名は。」「天気の子」などの作品で知られる新海誠監督(48)が、新作への思いをつづった。

新海監督は12日、ツイッターを更新。「僕たちが広く一般に向けた映画を作っている、という見え方をしているのならばとても光栄なことです」と書き出し、「でも今の新作も、どこかの誰か1人に深く刺さって忘れられない映画になることを祈りながら作っています。難しいことですが」と、制作中だという作品に言及した。

新海監督は昨年3月に「この2ヶ月ほど新作映画の脚本を書き続けているんですが、いまなにを考えれば良いのか、なにを語ればよいのか、数年後に僕たちはなにを観たいのか、日々わからなくなります。それでもとにかく書くのですけれど」とツイート。同5月には、「三年前の『天気の子』の制作ペースを追いかけながら、新作をすこしずつ組み立てています」と明かし、「物語もキャラクターもビジュアルも一息にイメージ出来てしまうような筋力は僕には全くなく、すこしずつ組んではまた崩すようなもどかしい時間ばかりが何ヶ月も続いています。もう初夏ですねえ、、、」とつづっていた。