ジャニーズ事務所の“デビュー組”グループが総出演するライブイベント「Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~」が12月30日午後6時30分から東京ドームで開催されることが5日、同事務所の公式サイトなどで発表された。

東京ドームでのジャニーズ主催有観客公演は、昨年元日のHey!Say!JUMPのライブ以来約2年ぶり。関係者によると、動員は収容人数の50%までに抑えるという。ジャニーズ事務所は「ドーム会場での公演を再開することとなりました」と報告。「タレントたちも他の所属グループと同じステージに立ち、さまざまなグループを応援してくださっているファンの皆様の前でパフォーマンスできることを楽しみにしております」と伝えた。

KinKi KidsやNEWS、関ジャニ∞らに加え、今月12日にシングル「初心LOVE」でデビューするなにわ男子を含む13組71人が出演予定という。長年嵐のコンサートで演出やプロデュースを担当してきた松本潤(38)が総合演出を手掛ける。関係者によると、毎年恒例の年越しライブ「ジャニーズカウントダウン」の開催は現時点で未定。生配信やテレビの生中継、ジャニーズJr.の出演についても未定という。

開催発表を受けて、SNSではファンの喜びの声であふれた。ツイッターでは「ジャニフェス」がトレンド1位に。ファン投票で披露する楽曲を募集する企画もスタートし、ネット上でにぎわっている。ジャニーズの有観客ドーム公演再開は、エンタメ業界全体にとっても光明となりそうだ。

○…松本は、嵐以外の大規模コンサートの総合演出に初挑戦となる。ジャニーズ愛も強く、他グループの楽曲も聴き込んでおり、嵐として東京ドーム公演の経験も豊富だ。関係者によるとジャニーズ事務所から松本に総合演出を提案し、起用が決まったという。過去にも後輩グループのライブの一部演出を手掛けたこともあり、嵐の活動休止後にはリモート形式で後輩たちに演出の講義を行っている。ドラマ撮影などで多忙な日々を送る中ではあるが、演出家としての手腕を振るう絶好の機会となりそうだ。