俳優ディーン・フジオカ(41)が20日、大阪市内で行われた公開中の主演映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(西谷弘監督)の舞台あいさつに出席し、相棒役の三代目 J SOUL BROTHERS・岩田剛典(33)と即席の漫才を披露した。

舞台あいさつはファンからの質問に答える形で進み、映画を見終わったばかりの女性から「ディーンさんと岩ちゃんはどちらがボケ、ツッコミですか」。ディーンは「どっちなんですかね」と西谷監督に判断を委ねると、「監督目線では(ディーンが)ツッコミ、(岩田が)ボケかな」に大阪のファンからは賛成の大きな拍手があり、岩田は「大阪ならではの質問ですね」と笑顔で話した。

質問タイムが終了し、司会から最後のあいさつを振られると、ディーンは「普通に終わっちゃっていいのかな。これだけボケとかツッコミとかあると」と話すと、岩田が「ボケとツッコミをやってみたら」と即席での漫才を提案した。

西谷監督が劇中でディーンが演じるフリーの犯罪捜査コンサルタント・獅子雄、岩田が演じる元精神科医・若宮からコンビ名「シシオ&ワカミー」と命名した。

“本番”では舞台袖から登場したワカミーが続編について「次ぎは海外に行きたいですね」と海外ロケを熱望すると、シシオは「海外と言えばいろんな国、街がある。海外と言えば?」と振ると、ワカミーが「海外と言えば、やっぱり大阪ですね」とボケると、シシオが左手にアクションをつけて「なんでやねん!」とツッコミを入れた。その後もワカミーのボケに「なんでやねん!」を連発。ノリノリの2人に会場はドッと沸いた。

ディーンは「いや~難しいね」、岩田は「やり切りましたよ」と満足そうに話した。