パティシエの鎧塚俊彦氏(60)が17日までにインスタグラムを更新。WBC準々決勝で敗退した日本代表の選手や首脳陣に対するSNSでの誹謗(ひぼう)中傷について自粛を呼びかけた。
鎧塚氏は、自身がかつてパティシエとしてコンクールに挑んだ際に周囲から激励された当時について「周囲からの『頑張ってください!』という励ましの言葉さえ、実は少し辛く感じることがありました。なぜなら、その時の私はもう十分自分自身を追い込み、必死に頑張っていたからです」と振り返った。
その上で「もちろん、私ごときの経験を、WBCの舞台で戦った選手の皆さんと比べるつもりなど毛頭ございません。しかし、それでも思うのです。ほんの一部の方々だとは信じていますが、WBC戦士の皆さんへの誹謗中傷は、どうか自粛していただきたい」と求め、「彼らは、私たちの想像をはるかに超える努力を重ね、その重い責任を背負って戦っていたはずだからです」とおもんぱかった。
続けて「結果に対する検証は、もちろん必要でしょう。しかし、それは専門家に委ねるべき事だと思います」と指摘。「もっとも、綺麗事を言っても正直に言えば、私も残念な気持ちで一杯です」と率直な思いを明かすとともに、「けれど、思えば私の人生など、残念なことの連続でした。それでも、その中に時折、キラリと光る瞬間がある。だからこそ、また前を向いて生きてきたのだと思います。きっと、皆さんも同じではないでしょうか。人生において『優勝』など、ほんのほんのわずかな出来事。それでも、私たちは今日も生きているのですから」とつづった。



