医師で作家の鎌田實さん(69)による新連載「人生100年時代をどう生きるか」をスタート。現役医師ならではの視点や最新データを交え、おなじみの“鎌田節”で長生き時代の健康を考えます。


(1)遺伝や宿命に支配されるな

(2)センチナリアンに学ぼう

(3)認知症にならないために

(4)動脈硬化の予防策

(5)体にも頭にも効く「貯筋」

(6)私が半年で9キロ痩せた方法

(7)粗食は健康に良くない

(8)「肉は健康の敵」はウソ

(9)コレステロールを誤解している

(10)生活習慣改善で薬は止められる

(11)運動で脳内環境も整備

(12)オーラルフレイルに注意をしよう

(13)ウオーキング+計算で脳に刺激

(14)スマホに支配されてはいけない

(15)40代で「デジタル認知症」

(16)男性更年期を乗り切ろう

(17)男性は孤独に弱い

(18)男性はストレスに弱い

(19)心の健康はよい睡眠から

(20)「おっさん病」防ぐ入浴法

(21)命を守る入浴の方法

(22)怒りをコントロール

(23)男性ホルモンは復活する

(24)快感ホルモンで幸せつかむ

(25)ヘルスリテラシー高めよう

(26)元気なうちに自己決定

(27)意味ある検査や治療を

(28)「誰かのため」を

(29)自分の命は自分で決める時代

(30)延命治療僕はいらない

(31)好奇心を持ち続ける

(32)人間は使命を帯びて生まれてくる

(33)自分らしく生き抜くための7カ条/最終回


 ◆鎌田實(かまた・みのる)1948年(昭23)6月28日生まれ、東京都出身。東京医科歯科大医学部卒。長野・諏訪中央病院院長で「健康づくり運動」を実践。脳卒中死亡率の高かった長野県の長寿日本一に貢献した。04年からイラク支援を始め、小児病院へ薬を届けたり北部の難民キャンプ診察も続ける。「がんばらない」「だまされない」など著書多数。