楽天銀次内野手(31)が29日、仙台市のドナルド・マクドナルド・ハウスと宮城県立こども病院を訪問した。

病気の子供と家族のための滞在施設である同ハウスでは5家族13人と対面。今年の目標を絵馬に書き込み、鬼のお面にボールを当てるゲームも楽しんだ。

13年オフから7回連続の訪問。「今年1年またやってやるぞと、ここに来ると(モチベーションが)変わります。大変な思いをしている方がたくさんいる。(訪問は)子供たちのためでもあるし、親御さんのためでもある。優勝してここに帰ってきて、みんなの笑顔が見られれば」と話した。

銀次は絵馬に「自分らしく」と書き込んだ。今季は三木新監督のもと鈴木大ら新戦力も加入。銀次はベテランらしく「(主将の茂木)栄五郎のサポートもしたいですし(鈴木)大地とも話し合いながらやっていけたら」。バットでも「チャンスで打ちたい。ここぞの1本。一振りで流れが変わるので」と自分らしく勝利を目指す。【千葉修宏】