西武に“シン山賊打線”は誕生するのか。ソフトバンク相手に3カード連続での勝ち越しを決めた。2回には球団タイ記録となる9打数連続安打をやってのけ、29分間かけて8得点を奪取。西口監督も「いや、楽になりますよ。みんなが打ってくれるので、ベンチにどっしり構えて」とスローガン「打破」の実現に、うれしそうな表情だ。

平沢大河内野手(28)のフェンス直撃打から始まり、平沢の適時打で1四球をはさんでの9打数連続安打を達成。「流れに乗って打てていたし、僕もその流れに乗って打つことができました」と打者1巡ならではのコメントも残した。その間、渡部聖弥外野手(23)にはプロ初の満塁本塁打も。「絶対かえしてやる気持ちでした。最高の気持ちです」と白い歯が輝く。

1日のロッテ戦(ZOZOマリン)で20安打した打線は、この3連戦でも計42安打と大当たり。シーズン91敗した暗黒の2年前は、42安打するのに10試合かかるケースが2度もあった。今やチーム打率リーグ1位。1日の試合後に「山賊打線が復活してるんで」と胸を張ったリリーバー甲斐野の言葉が、現実味を帯びてきている。

▼西武が2回に四球を挟んで9打数連続安打。チームの1イニング連続打数安打記録は09年6月14日ヤクルトの11打数で、9打数以上は24年6月4日巨人以来26度目。西武の9打数連続安打は23年8月20日ソフトバンク戦の6回にマークして以来2度目の球団タイ記録。この日は連続安打中に渡部が満塁本塁打。満塁弾を含む9打数以上の連続安打は10年6月7日ロッテ(金泰均の満塁含む10打数連続)以来7度目になる。

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