世界選手権2度出場の三原舞依(25=シスメックス)が、合計188・77点で総合3位に輝いた。
11日のショートプログラム(SP)から2つ順位を上げて表彰台に上り、「スタートラインに立てたくらいの感覚をつかむことができた。ここからまた頑張って上を目指したい」とうなずいた。
フリーでは演技後半のジャンプで軽微なミスはあったものの、3本のスピンとステップシークエンスは全て最高レベルの4を獲得。演技後には中野園子コーチから「やればできるじゃない」と声をかけられる充実の出来だった。直近2シーズンは、右足首の疲労骨折や股関節の状態の悪化などに苦しめられてきたが、フリー127・79点は総合5位だった23年全日本選手権に迫る好成績。「フリーの演技で最後まで集中力をとぎれずに滑れたことは、すごく自信につながると思う」と笑みを浮かべた。
今季は2季前に演じた「Jupiter」を再演する。「すごく大好きな音楽。まだまだ磨いて完成させたい思いが強い」。26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)シーズンで、今季を限りに一区切りにすることを表明する選手が多い中で「いろんなことを悩み抜いてまた戻ってくることができた。終わりは決めずに、どんどん前に進んで、いけるところまで滑っていきたい」とゴールは設定しない。「常に前をむいてスケートができる幸せ、うれしさを1つ1つの試合、1つ1つのプログラムでお見せしたい」。喜びをかみしめながら進んでいく。


