パラ水泳とパワーリフティングの世界選手権が、メキシコ中部プエブラ州ラボソで発生した地震の影響で延期されることになった。

 国際パラリンピック委員会(IPC)が日本時間20日夜に発表した。両大会はメキシコ市を会場に30日に開幕予定だった。地震は日本時間20日午前3時14分(現地時間19日午後1時14分)ごろ発生。マグニチュード(M)7・1で、少なくとも143人が死亡。首都メキシコ市など各地で多くの建物が崩壊し、犠牲者が増える恐れがある。

 水泳の日本代表選手団第1陣は18日に日本を出発し、現地入りして調整合宿に入った直後に地震に襲われた。全員の無事が確認されており、近日中に帰国する予定という。