東京オリンピック(五輪)アーチェリー男子個人で銅メダルを獲得した古川高晴(36=近大職)が1日、一夜明けて都内で会見を行った。

「家族、指導者、ボランティアの方々が関わってくださり、皆さんからの声援をいただいてここまでこられました。五輪で結果を出せたうれしさよりも、感謝の気持ちが大きい」と笑顔で話した。

個人では12年ロンドン大会で銀メダルを獲得。今大会では、団体に続き2つ目の銅メダル獲得となった。「収穫は今後への自信です。調子が悪くても、予選がボロボロでも、復活してメダルを取れた」と今後に向けての手応えも口にした。

メダル獲得後、真っ先に妻に連絡したという。「本当に喜んでくれていました。妻は1番苦しい時もそばにいて励ましてくれて、自信を持たせてくれた。子供も決勝戦は起きていてくれたみたいです。両親にとっても、自慢の息子になれたかな」と、家族のサポートにもあらためて感謝した。

無観客で行われた試合については「五輪じゃないような違和感を感じた」と明かした。「自国開催なので、期待していたのは声援の力ですが、その反面、緊張してミスにつながることがあったかもしれない。結果を見ないと分からない。無観客だからこそ、こういう結果を残せたのかもしれない」と振り返った。

知人からは祝福メールなどをたくさん受け取ったという。「お祝いメールをいただいた中で『最後の10点がしびれました』という声をいただいて。たくさんの日本の皆さんをしびれされたと思います」。アーチェリーの競技人口を増やすアイデアを聞かれると「これまでも、テレビで時計の秒針を止める企画などにチャレンジした。たくさんのメディアに出させていただき、知ってもらうことが1番。僕を出演させてください!」と、アピールも忘れなかった。