侍ジャパンの森下暢仁投手(23)が日本代表デビュー戦を2回1失点で終えた。最速は151キロ。

山本に代わり、2番手で3点リードの3回から登板。先頭の楽天黒川を149キロの直球で二ゴロ、太田も148キロ直球で一飛、山崎剛も148キロ直球で見逃し三振に仕留めた。

4回先頭の小深田はカットボールで空振り三振としたが、1死からオコエに左中間二塁打を打たれる。続く茂木の打席で暴投し三塁に走者を置くと、茂木に右犠飛を許し1点を失う。それでも続く明大の先輩島内を遊ゴロに打ち取り、マウンドを降りた。

明大時代に国際大会を経験し、1年目の昨季、広島で新人王を獲得。1次リーグ2戦目の31日メキシコ戦(横浜)での先発が予想される右腕は「1点とられましたけど、しっかりと投げられました。ボールの違いは思ったより気にならなかったです。少し暑かったです」と振り返った。

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