東京オリンピック(五輪)バレーボール男子代表ミドルブロッカーの李博(30=東レ)とセッターの藤井直伸(29=同)が12日、オンライン取材に応じた。

超高速クイック攻撃が持ち味の2人は、今季Vリーグ選手間投票でベストコンビ賞を獲得。代表でも欠かせない攻撃になっており、李は「どういうボールが来ても、藤井を信じて入るだけ」と相棒に大きな信頼を寄せる。一方の藤井は「(李の)ミドルの役割はマークさせたら勝ち。相手にいかに意識をさせるかで、攻撃も変わってくる。コンビの幅やコースだったり今後精度を高めないといけない」とさらなる向上を目指す意欲を見せた。

08年北京五輪以来の出場となる男子は、24日に東京・有明アリーナでベネズエラとの初戦を迎える。主将の石川をはじめ、21歳の西田、最年少の19歳で代表入りを果たした高橋と、若い世代が台頭。頼もしさと同時に刺激を受ける2人も大会に向けて準備に余念ない。