2大会ぶりのメダル獲得を目指す日本が、韓国にフルセットでデュースまでもつれたが、惜敗した。

戦列復帰したエースの「古賀ちゃん」こと古賀紗理那(25=NEC)は試合後のインタビューに登場し「本当に絶対に勝たないといけない試合だった。負けてしまったので、本当に悔しいです」と振り返った。古賀は1次リーグ初戦(ケニア)で足を痛め、試合途中に退場。自力で立ち上がれず、車いすに乗って会場を去った。ここ2戦を欠場し「日韓戦」のコートに戻ってきた。「すぐに、処置をくださった方に感謝して、コートにたったら恩返ししようと思っていた」としみじみ口にした。次戦は8月2日。勝てば、決勝トーナメント進出が決まるドミニカ共和国戦。「勝つしかない。たくさんの方に感謝して、勝ちきりたいと思う」と意気込みを口にした。中田監督は、起用した古賀について「紗理那は、五輪にずっとかけてきた。万全な状態ではないと思いますが、出してあげたかった。本人はよく期待に応えてくれたと思う」と話した。