沖縄キャンプ中のヴィッセル神戸は18日、MF汰木(ゆるき)康也(27)がオンラインで取材対応し、今季の目標に初の2桁ゴールを掲げた。「前のシーズンを超えられるように毎年、目標にしてきた。チームを勝たせられる選手になりたい」と言い切った。

浦和レッズから移籍1年目だった昨季、汰木はJ1ではシーズン最多32試合の出場を果たし、5得点も自己最多だった。クラブの年間MVPにあたる「三木谷良一賞」も受賞した。

J1通算102試合10得点と実績を重ね、背番号「16」から今季は「14」に変更した。プロ生活10年目で初めての番号だ。小学生時代にあこがれた元フランス代表FWアンリが、アーセナル時代からつけた番号で、汰木自らは「エース番号」と呼んできた。

過去に在籍したモンテディオ山形、浦和でも「タイミングがあるたびに、14番は希望していたが、9年間つけられなかった」。浦和、神戸と大先輩だった槙野智章氏が昨季限りで現役を引退したことで、巡ってきた番号でもある。

「槙野君の次につけられるのもうれしい。浦和の1年目からモチベーションをくれた選手。その後につけられるのも光栄」

昨年は開幕から11試合未勝利が続き、神戸は最終盤までJ2降格の危機に直面した1年だった。

「開幕は大事だと昨年は痛感した。今年は絶対に勝たないといけないシーズン。もっと選手の特長を生かすアグレッシブなサッカーが最初からできると思う」。セレッソ大阪から加入したブラジル人FWジェアン・パトリッキらライバルはいるが、汰木の自信に揺るぎはない。