J2清水エスパルスの元日本代表MF乾貴士(35)が8試合ぶりに先発復帰する可能性が出てきた。6月2日のアウェーでのレノファ山口戦に向け、31日は静岡市内で調整した。前節は後半開始から途中出場。中盤で積極的にボールを受けると、攻撃の活性化に一役買った。チームも2-1で勝利。コンディションは「徐々によくなってきている」と話し、次戦での先発復帰に意欲を示した。

試合当日は36歳の誕生日。試合と誕生日が重なるのは高校生以来だという。チーム最年長のベテランは「若手に負けないようにやっていきたい」と、普段の練習から精力的に取り組み、チームの盛り上げ役も担っている。当面の目標は40歳まで現役を続けることで、「あと何年できるか分からないけれど、少しでも長くやりたい」と決意を口にした。

チームは17試合を終え、13勝1分け3敗で首位。連敗は1度もない。前半戦も残り2試合で、次戦の相手は今季6位と躍進している難敵。乾は「簡単な試合にはならないけれど、しっかりと勝ちたい」と意気込んだ。自身のバースデーを祝う1勝を挙げ、首位ターンに弾みをつける。【神谷亮磨】