マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督(54)は、ライバル監督らより一足先に自身の名前が通り名になったと、4日に英紙サンが報じた。

 故郷ポルトガルのセトゥバルで3日、お披露目された。サウデ通りからジョゼ・モウリーニョ大通りに変わった。「故郷に戻ってくるのが好きだよ。友達はスペシャルワンに関するたわごとを言わないからね」とコメント。同国でゼマリオとニックネームで呼ばれるモウリーニョ監督は「セトゥバルは私が唯一ゼマリオと感じる場所だよ。みんなが僕を普通に扱ってくれるし、心地いいよ。良いところも悪いところも全部含めて、私は純粋なセトゥバルだ」と続けた。

 セトゥバル市長は「彼はセトゥバル出身者で、世界的に初めて有名になった」と話した。セトゥバルは2013年の同監督の50歳の誕生日に合わせて、通り名を名前にすることを発表していた。「名誉はいつも(試合の)勝利に変えたいと思っているが、この名誉は唯一そうしたいと思わないものだ」と、モウリーニョ監督は名前を通り名にしてもらい、誇らしく思っていると話した。