バルセロナに所属するU-21スペイン代表MFリキ・プッチ(21)が今冬の移籍市場でベティスに期限付き移籍で入団する可能性が高くなっていると、ベティスの地元紙エスタディオ・デポルティボ電子版が26日に報じている。

今夏、ロナルド・クーマン監督に出場機会を得るため、期限付き移籍で他のクラブに行くことがベストだと告げられたリキ・プッチだったが、最終的にチームに残り、激しいポジション争いに挑むことを選択。しかしシーズン開幕から3ヶ月が経過し、リーグ戦3分間、欧州チャンピオンズリーグ74分間出場と、ほとんど出番なく実質的に戦力外となっている。

そのような状況の中、今夏もバルセロナに獲得の意思を見せていたベティスが今冬の移籍市場で獲得を狙っているとのこと。同紙によると、ベティスはリキ・プッチを将来のカナーレスとみなしており、ウィリアム・カルバーリョが退団した場合、そのポジションをカバーする選手になると考えているという。

リキ・プッチを狙うのはベティスだけでなく、バルセロナが放出を決めた場合、マンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督も獲得に興味を示す可能性があるとのことだ。

現時点でリキ・プッチの契約は来年6月30日までと残りわずか半年となっている。クラブ内部からの情報によると、バルセロナはリキ・プッチを完全には手放さず、契約期間を2年延長し、その後で出場時間の得られるクラブに期限付き移籍させることを考えているという。

その点でマンチェスター・シティー行きは除外されることになり、ベティスが獲得競争に勝利すると同紙は伝えている。その理由として、ベティスがリキ・プッチへの出場時間を保証できるほか、ジュニオル・フィルポ、エメルソン、カルレス・アレニャのケースを見ても分かる通り、両クラブ間の関係が非常に良好であることを挙げている。

エスタディオ・デポルティボ紙は最後にあらためて、リキ・プッチが今冬に期限付き移籍でバルセロナを離れることがほぼ確実であり、ベティスが先月の代表戦でセルヒオ・カナーレスが約全治2カ月の故障を負った後からずっと獲得を狙っていることを強調した。

(高橋智行通信員)